10月112025 パフォーマンス 鈴木昭男・宮北裕美『写物静生』 / ドキュメンタリー映画『ソラネ 幸福の帽子をかぶって生まれてきた子』上映 ライブ 愛知県出身でサウンドアートの先駆者・鈴木昭男と、身体表現から視覚芸術まで幅広い表現を続けるダンサー・宮北裕美によるパフォーマンス公演を開催します。愛知県内の3都市を横断するなかで、それぞれの場所に潜む特性や、そこで見つけた産物を素材に、アーティストが場と物に影響しあいながら、またそれらを写生するように、音と身体で表現します。 豊橋公演では、閉館後の豊橋市美術博物館を舞台に、日没の時間帯に合わせたパフォーマンスを実施。夜の美術館という非日常的な空間で、音と身体が響き合う一夜限りの特別な体験をぜひご体感ください。 ▶︎チラシ表 ▶︎チラシ裏 また当日は、同館の講義室にて、宮岡秀行監督によるドキュメンタリー映画『ソラネ 幸福の帽子をかぶって生まれてきた子』の上映も行います。 この映画は2012年から2017年にかけて、鈴木昭男と宮北裕美の全国各地でのパフォーマンスに密着し、約5年のポストプロダクションを経て2023年の春節に完成した長編作品です。 ※上映会は入場無料 アーティストステイトメント| 現代の都市生活は人口的に作られた構造体の中で生きざるを得ません。人間にとって心地よい時間や空間の感覚を抑えて生きていると感じる人もいることでしょう。今の生活スタイルを変えてどこか自然豊かな土地で暮らす選択ができる人の数は限られています。人間が培ってきた現代の暮らしのメリットを活かしながら、失われそうに感じる身体感覚や気持ち良さを取り戻し、日常を今より軽やかに過ごせる一助となるようなプログラムを提案します。 パフォーマンス申込み方法 参加をご希望の方は、Peatixもしくはメールにてお申し込みください。 なお、ドキュメンタリー映画の上映はお申し込み不要です。 ① Peatixでのお申し込み ▶︎Peatixで申し込む ② メールでのでのお申し込み 以下の内容を明記の上、メールにてお申し込みください。 ▶︎メールを送る 【件名】 「鈴木昭男・宮北裕美「写物静生」参加申込」とご記入ください。 【本文】 1.代表者氏名 2.参加人数(一般 〇名/高校生以下 〇名) 3.電話番号(当日連絡用) ※任意 出演鈴木昭男、宮北裕美 日時2025年10月11日(土) 上映会:第一部 13:30 (56分) / 第二部 14:45 (106分) パフォーマンス:18:00開演(17:30開場) 会場豊橋市美術博物館 住所〒440-0801 愛知県豊橋市今橋町3−1 定員50名(予約優先) 料金3,500円(高校生以下無料) ※上映会は入場無料 対象どなたでも 主催みずのうえ文化センター 共催豊橋市教育委員会、「写物静生」実行委員会 関連企画 鈴木昭男・宮北裕美「写物静生」愛知凱旋ツアー 愛知県出身でサウンドアートの先駆者 鈴木昭男と、身体表現から視覚芸術まで幅広い表現を続けるダンサー宮北裕美の展覧会およびパフォーマンス公演を愛知県の3都市で開催します。 https://www.akiosuzuki.com/event/shabutsuseisei/ プログラム ①[一宮]mh PROJECT ノコギリニ:展覧会、トーク、パフォーマンス ②[大府]大倉公園:パフォーマンス 開催日時 ①9月19日(金)~11月16日(日)10:00~19:00 / ②11月15日(土) 開催場所 ①mh PROJECT ノコギリニ(一宮市篭屋4-11-3)/ ②大倉公園(大府市桃山町5-74) 料金 無料 問合せ先 「写物静生」実行委員会事務局 出演者情報 Courtesy of Beethoven Foundation for Art and Culture Bonn / Photo by Meike Boeschemeyer 鈴木昭男(すずきあきお) 1941年平壌生まれ。1963年、名古屋駅でおこなった《階段に物を投げる》以来、自然界を相手に「なげかけ」と「たどり」を繰り返す「自修イベント」により、「聴く」ことを探求。1970年代にはエコー楽器《アナラポス》などの創作楽器を制作し、演奏活動を始める。1988年、子午線上の京都府網野町にて、一日自然の音に耳を澄ます《日向ぼっこの空間》を発表。1996年に街のエコーポイントを探る「点 音」プロジェクトを開始。ドクメンタ8(ドイツ、1987年)、大英博物館(イギリス、2002年)、ザツキン美術館(フランス、2004年)、ボン市立美術館(ドイツ、2018年)、東京都現代美術館(2019)など、世界各地の美術展や音楽祭での展示や演奏多数。 Website:https://www.akiosuzuki.com/ 宮北裕美(みやきたひろみ) 兵庫県伊丹市出身。イリノイ大学芸術学部ダンス科卒。舞台芸術の出演や振付を経て“立つ、歩く、座る”と言ったシンプルな動作、身の回りのモノや現象にダンスを見出し、即興パフォーマンスや視覚芸術の可能性を探る。2012年、京都府北部丹後半島に拠点を移し、浜で採集した自然の石を打つダンス「NuTu(ヌトゥ)」を創始、国内外で上演。近年は美術館、鉄道、公園、路上、日本庭園など様々なサイト・スペシフィック・パフォーマンスを手がける。ダンサーとして活動してきた固有の時間感覚や空間感覚を美術表現へと持ち込み、3331 アーツ千代田(2019)、Kunsthaus Dresden(2021)、鳥取県立博物館(2023)などで発表している。 Website:https://miyakitahiromi.com/top/