CONCEPT

コンセプト

みずのうえ文化センターとは?

場所は現在、商店街の集会所として使われている大豊ビルB2棟の3階。1 階には「みずのうえ ビジターセンター」があります。みずのうえは愛知県内で行われた国際芸術祭「あいちトリエンナー レ2016」の期間中、アーティストを招いたワークショップや来場者への情報提供などを担う案内 所として整備されました。
閉幕後は、空き店舗を活用したフリースペースとして、ときには商店街 主催の福引会場、ときにはアーティストのパフォーマンスの場となり、まちに馴染みながら、その 役割をはたしてきました。「アート」と「カルチャー」に対して寛大なこの場所に文化センターを置き、 水上ビルのクリエイティブの拠点にしていきます。  
文化センターを運営するのは、水上ビルにアトリエを構え、豊橋を拠点に世界的に活動する舞 台映像作家・山田晋平をはじめ、民間と公共施設で働くメンバー。2023年4月から月1回程度、 専門的でありながら実験的なコンテンツを継続的に生み出していきます。
みなさんの創造性をちょっと刺激して、感性を少し磨くような、そんなものを発信する場所にし ていきたいと思います。

メンバー

会長
山田晋平(舞台映像作家 / 株式会社青空代表取締役)

舞台芸術と現代美術分野の映像制作が専門。2013年、愛知大学文学部准教授着任を機に豊橋に移住。舞台映像作家としての国際的な活動と並行して、ワークショップやローカルなアートプロジェクトに多数携わり、芸術の教育普及に取り組んできた。20年3月、愛知大学退職後に水上ビルに移り住み、アトリエ兼自宅「冷や水」を開設。21 年、(株)青空を設立。 国際芸術祭「あいち2022」ではテクニカルディレクターを務めた。
山田晋平 / (株)青空 Webサイト https://yamadashimpei.com/

 

副会長
渡辺靖典

73年生まれ。豊橋市出身。トマト農家。
とよはしまちなかスロータウン映画祭副会長、スピンアウト・トークライブ担当。
フリーペーパー「蚤の雑誌」お手伝い。

監査
黒野有一郎(建築家 / 一級建築士事務所 建築クロノ代表 / 大豊協同組合代表理事)

1967 年 豊橋市生まれ。水上ビル育ち。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。
1993 年より野沢正光建築工房。「いわむらかずお絵本の丘美術館」「長池ネイチャーセンター」などを担当。
2003 年 同事務所を退所し豊橋へ帰郷。2004 年 水上ビルに一級建築士事務所 建築クロノを設立。2014 年より豊橋技術科学大学建築・都市システム学系非常勤講師。現在 水上ビルの大豊商店街理事長を務めるほか自治体・行政と連携した「アートによるまちづくり」を展開。

  写真:伊藤華織

理事
塩見直子

大学在学中より演劇活動を開始。演劇・劇団の制作に携わる。2005年より滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、2009年より山口情報芸術センター[YCAM]に事業制作系スタッフとして勤務。2014年4月より穂の国とよはし芸術劇場にて、教育普及リーダーを務める。演劇、ダンス公演やワークショップ等の企画・制作の他、アーティスト・イン・レジデンスや教育普及事業を担当している。みずのうえ文化センター理事。

理事
竹本甲歩

1996年生まれ。浜松市出身。愛知大学地域政策学部卒業。豊橋市を中心に活動する3人組ユニット「CHI&ME」メンバー(Instagram@chitome.toyohashi)。最近では豊橋駅前エリアの老舗を厳選して特集するフリーペーパー「愛される名店 豊橋駅前エリア」の企画・執筆を担当。普段は市職員。photo / design / book / fashion / food and more!

理事
古池もも(デザイナー)

1983年豊橋市生まれ。多摩美術大学で芸術学を専攻。元フィギュア原型師。現在は市議会議員としての仕事の他、企業の製品PRの企画や展示スペースのデザイン、書籍の装丁、イラストなどの仕事も行っている。能・人形浄瑠璃・歌舞伎の保存継承活動を行うNPO法人三河三座理事。女性や若者が一歩前へ踏み出すための取り組み「LEAN IN Toyohashi」など。みずのうえ文化センターでは万人受けしない企画をどんどん提案していきたいと思っています。

理事
本多俊文

1994 年生まれ、豊橋市出身。静岡文化芸術大学芸術文化学科卒業。2017 年 9 月より、こども未来館 ここにこ(現:指定管理者エリアワン株式会社)の職員として勤務。主な業務として、イベント、ワー クショップ、展示の企画制作などを担当している。また 2013 年より、とよかわ舞台公演実行委員会 こりんぐのメンバーとしても活動。豊川市と民間ボランティアによる官民協働の公演事業、アウトリ ーチ事業などを企画・運営している。

理事
飯塚雪(記者)

豊橋市出身。大学卒業後に東京へ上京、地元紙への就職をきっかけにUターンする。7年間、主に豊橋市の事件事故、街ネタを担当。2020年に退社し、ローカルメディア「aoもの」を立ち上げる。現在、地元紙と記事契約。豊橋市情報発信アドバイザー。

理事
丸地加奈子(学芸員)

豊橋市に生まれる。大学卒業後、Uターン就職して豊橋市美術博物館学芸員となる(けっこう古株)。近代美術を守備範囲とし、主に明治大正期から戦後美術などの展覧会にたずさわる。「自然と幻想の博物誌」(2012)、「岡本太郎と中村正義 東京展」(2015)、「NIHON画 新たな地平を求めて」(2016)、「ニッポンの写実 そっくりの魔力」(2017)、「三沢厚彦展 ANIMALS IN TOYOHASHI」(2021)などの企画展を手がける。近在のため水上ビルは散歩コース。