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1月の水あび「からだ」のメディア論‐錯覚と虚構から探るフシギな世界‐

「からだの錯覚」の研究者小鷹研理と、「チェルフィッチュの<映像演劇>」等を手がける舞台映像作家の山田晋平によるワークショップ&トークを開催します。

キーワードとなるのは「頭の中にある情報としての”からだ”」。
五感で感じるからだ、物理的なからだ、想像するからだ、他者のからだ、画面の中にあるからだ…。
私たちは日々、様々な形であらゆる「からだ」の情報を受け取り、頭の中でイメージしています。

しかし頭の中の「からだ」の情報は、ときに不確かなもの。それを逆手に取って、
ふたりの研究者・作家は各々異なるアプローチで、「からだ」というメディアの常識をひっくり返します。

例えば「からだの錯覚」では、現実にはあり得ないような体の変化を錯覚したり、
〈映像演劇〉では映像投影された等身大の人間を本物よりも生々しいと感じてしまったりします。
いずれも、頭のなかで認識する「からだ」の情報がバグる、とても強烈な体験です。
この企画では実際に「からだの錯覚」をみなさんに体験していただきます。
後半ではふたりのトークを通じて、「からだ」というメディアの奥深さに迫ります。錯覚と虚構を手掛かりに、フシギな創造世界を共に探求してみましょう。

2024年1月20日(土)・21日(日)開催「からだの錯覚の研究室展」(会場:こども未来館ここにこ)連携企画▶︎からだの錯覚の研究室展

申込み方法

WEB ▶︎ Web申し込みフォーム
メール ▶︎ mizunouebunkacenter@gmail.com
電話 ▶︎ 090-8566-1673(担当:山田)

小鷹 研理 KODAKA Kenri

1979年生。2012年より名古屋市立大学芸術工学研究科准教授。工学博士。「からだの錯覚」を通じて、ミニマルセルフに深く干渉する体験を志向する小鷹研究室asを主宰。「からだは戦場だよ」「注文の多いからだの錯覚の研究室展」など多数の体験型展示を独自に企画。2021年には、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて、「小鷹研究室の錯覚論争2016-20 / 頭部解放宣言」の展示を行う。研究室として「Best Illusion of the Year Contest」に4年連続入賞(2019-2023)。2019年に日本認知科学会より第7回野島久雄賞を受賞。2023年に講談社ブルーバックスより、単著『からだの錯覚』を出版。 

山田 晋平 YAMADA Shimpei

舞台芸術と現代美術分野の映像制作が専門。2013年、愛知大学文学部准教授着任を機に豊橋に移住。舞台映像作家としての国際的な活動と並行して、ワークショップやローカルなアートプロジェクトに多数携わり、芸術の教育普及に取り組んできた。20年3月、愛知大学退職後に水上ビルに移り住み、アトリエ兼自宅「冷や水」を開設。21 年、(株)青空を設立。 国際芸術祭「あいち2022」ではテクニカルディレクターを務めた。山田晋平 / (株)青空 Webサイト▶︎https://yamadashimpei.com/

出演

小鷹研理(小鷹研究室as 注文の多いからだの錯覚の研究室)、山田晋平(舞台映像作家/みずのうえ文化センター実行委員会)

日時

2024年1月20日(土)
19:00~20:30(開場18:30)

会場

大豊商店街みずのうえ文化センター

住所

〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通 大豊商店街B棟
みずのうえビジターセンター横の外階段をのぼる

定員

20名(先着・要申し込み)

参加費

1,000円(18歳以下無料)

対象

高校生以上

備考

※ イベント用駐車場はございません。公共交通機関でお越しいただくか、周辺有料駐車場をご利用下さい。

| ワークショップ

今後のイベントはございません。